どうも!岡部です!
僕は最近知り合いから焼酎を貰ったせいで、焼酎が好きになってしまいました。
かといって特に詳しいことは分からないし、種類ごとの味の違いなんかもよく分からないんですけどね。
まぁとにかく晩酌のお供になっています。
さてさて、今回の記事では古典的な油絵の使われ方にはどんな種類があるのか?というテーマでお話していきたいと思います!
昔と今との違い、もしくは自分たちと過去の巨匠達との描き方の違いなどを比べてみるのも面白いかもしれませんね。
興味のある方は是非読んでみて下さい!
油絵の始祖!フランドル技法とは?
油絵の具が絵画に使われ始めたのはファンエイクという画家が最初だと言われています。
それまでは塗装目的で油性の塗料が使われていたらしいですが、ファンエイクが絵画に使うために技法を確立したんですね。
この初期のフランドル技法と言うのは一般的な油絵のイメージとは少し違うかもしれません。
日本人にとって油絵と言うと近代の印象派やゴッホのような厚塗りで凸凹したものをイメージしがちですが、フランドル技法で描かれた絵はかなり平滑なんですね。
それは油絵の透明感を活かすために薄く溶いた絵の具を、何度も何度もかけていくグレーズ技法という手法で描かれているからです。
初期の油絵の技法は透明感を活かしたものが多いんです。
布に描く時代に!ヴェネツィア技法!
16世紀になると現在の画家では当たり前に使われているキャンバス、つまり布が使われるようになりました。
ヴェネツィアは海軍の力が強いことで有名でした。
なので帆布が大量にある国だったんですね。
この布が絵の材料として使われ始めることで、描いた絵を丸めて移動させることが出来るなど、かなり利便性が上がりました。
これをきっかけにして壁画などの絵は布に置き換えられ姿を消していく事になります。
大胆で力強い!ルーベンス技法!
この時代になるとルーベンスの様に絵の具の筆さばきが大胆に、かつ下地などの研究も進んでいきました。
それまでの油絵の具のほとんどが下地に茶色を引いて描くことが多かったのですが、ルーベンスの時代ではグレーの下地が多く使われるようになりました。
こうすることで油絵の具の弱点でもあった茶色く変色するデメリットを改善していったんです。
描き進め方もいきなりキャンバスにデッサンを絵の具で描くなど、油絵の具の使い方はどんどんと自由になっていきました。
まとめ
今回の記事では油絵の具の技法について、古典の巨匠がどのように扱っていたのか、どんな歴史の流れがあるのかについて触れてみました。
昔の絵を観るときに絵の具は透明に使われているのか、下地は何色なのかなど、少し意識して見てみると面白いかもしれませんね。
ではでは今回の記事はここまで!
また別の記事でお会いしましょう!
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