最近インテリアに興味を持ち始めた歴史系記事担当の黒沼です。今回も歴史系のお話はひと休みして、海外の美術館について紹介したいと思います。
近代絵画の牙城! ニューヨーク近代美術館
以前ニューヨークで見つけた面白壁画について紹介しましたが、(NYの壁画!→http://tamakobo.com/hekiga-ny/)
滞在時には多くの観光名所を巡りましたが、もちろん美術館も見てきました。今回は近代絵画の牙城 ニューヨーク近代美術館(通称MOMA)について紹介したいと思います。
ゴッホ、マチス、ピカソ、モンドリアン、ミロ、ポロック、ウォーホルと近代以降の絵画のスーパースターの傑作が並んでおり、鳥肌立ちっぱなしでした。(日本人だと村上隆もありましたよ)
なかでも前から好きだったミロの「世界の誕生」(↑の画像)との対面は最高で、絵を見て初めて泣きました!
ジョアン・ミロは20世紀に活躍したスペインのシュルレアリスム(超現実主義)の画家で
す。シュルレアリスムの画家といえば、日本ではダリの方が有名かもしれませんが、
ダリのように現実を超えた世界を具体的なモチーフで描いた画家(他にはマグリットとかが
有名ですね)もいれば、ミロのように抽象的な形態で表現した画家たちもいました。ミロは
とても貧しく、空腹の時にみた幻覚などからインスピレーションを得て制作していたよう
です。シュルレアリスムの画家では他にマックス・エルンストも有名ですが、彼も熱でうな
された時にみた鳥の怪物を良くモチーフに描いています。
日本人では「棒」などを著した小説家の阿部公房などがシュルレアリスムの作家として有名
ですね。
MOMAでは絵画の前にガラスがなく、作品の質感がよく見えました。また、平日なのにお客が多いというのにも感心しました。
教科書はポロック!
MOMAでは感心してばかりだったわけですが、作品以外でも興味深かったのが、現地の小学生の授業でした。ポロックの作品の前でMOMA学芸員を先生にディスカッション授業が展開されていました。しかもいたるところで うらやましぃ~美大でもやってませんよ~
以前イタリア人は小学校から油絵を授業で習うと聞き、羨ましく思いましたが、今回もまた欧米人のアートへの情熱を強く感じさせられました!
まとめ
!
MOMAはお土産ショップも面白グッズ、おしゃれグッズに溢れていて、ついつい財布の紐が緩んでしまいました。MOMAデザインのグッズは表参道のMOMAストアでもチェックできます。(この間某お昼の情報番組でも特集されてましたよ!)モダンで洗練された、グッズに出会えるので表参道へ行った際は是非チェックしてみてください
美術館のみならず、NYでは街中に面白い壁画や、珍しい画材を扱う画材店などもありました!気になる方は是非そちらもチェックしてみて下さいね!
NY壁画記事→ http://tamakobo.com/hekiga-ny/
NY画材店記事→ http://tamakobo.com/blick-art-materials/
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