最近意識が高まってきている歴史系記事担当の黒沼です(笑)。
今回は歴史系の記事はお休みして、渋谷のアートスポット「Bunkamura」について書きたいと思います。
おしゃれな空間 Bunkamuraの魅力
Bunkamuraは東急百貨店渋谷本店に隣接する東急グループの運営する文化複合施設です。
Bunkamura the Museumでは過去にはフェルメールの「地理学者」やダヴィンチのデッサンが来日しており、かなり精力的に作品を借りて展示している美術館といえそうです。
Bunkamuraは美術館以外にも、オープンスペースのあるおしゃれなカフェや、吹き抜け構造の2階建ての本屋(国内外の画集がたくさん見られます!)などなど、質の高いおしゃれな施設がたくさんあります。
恐るべし 東急グループのパワー!
「ハンズも五島美術館も東急グループって知ってた?」「そうなの~!?」
Bunkamuraの他にも、ぐっさんのCMで有名な「東急リバブル」、美大生にとってのオアシス「東急ハンズ」、田園都市線、東横線でおなじみ東急電鉄、そして私も展示でお世話になっている「東急百貨店」などなど東日本を中心に、土地、交通、物販等の幅広い分野で事業展開する東急グループは大正~昭和初期に活躍した実業家の五島慶太により創業されました。
アートに関心のある方はお気づきかもしれませんが、彼の名を冠した「五島美術館」も勿論東急グループのようです。
(映画「アイアンマン」の作中で大富豪で社長の主人公トニー・スタークがジャクソン・ポロックの絵を買う場面がありますが、五島美術館も似たような経緯で生まれたようですね。)
このように東急グループは東日本のインフラ整備に多分に貢献したわけですが、東急グループの事業経営戦略は非常によくできているそうです。今回はききかじった話を披露します。
東急グループの持っている土地(東急リバブルとか)に東急百貨店や東急ストアを作り、東急電鉄を敷き、沿線の土地を開発
すると多くの人が東急の土地を借りて住み、東急の電車にのって、東急のお店に買い物へ行く。となるようです。
このやり方は五島のみならず、同時代に西日本で阪急グループを作った小林一三のとった方法でもあるようです。(小林は五島の大学の先輩だったそうです)
西の小林・東の五島!
「日本のインフラの大部分は2人で敷かれたって知ってた?」「そうなの~!?」
東急グループの実質的創業者の五島慶太は現在の東急東横線の前身において実質的な経営権を獲得し、数々の競合企業を次々と買収し「強盗慶太」の異名をとった人物です。特に鉄道事業では優れた経営を行い、阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の小林一三と並び「西の小林・東の五島」と賞されました。
西の名探偵と東の名探偵のアイデアはここからきたのかもしれませんね。(違ったらすみません青山さん)
まとめ
「もうすぐ渋谷が近未来都市になるって知ってた?」「そうなの~!?」
2020年東京オリンピックの開催へ向け、渋谷では着々と開発が進んでいるようで、東急ビルも大幅リニューアルが予定されているようです。
2020年までにいくつも新たなビルが建ち、渋谷は近未来都市化するらしいです。
これからも東急グループの活躍から目が離せなそうです!
→詳しくはコチラ
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