ちょっとこわい?人工知能が描く絵画について

どうもsiriと話がしたくてiphoneが欲しい黒沼です。
最年少棋士も人工知能相手に修行する今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

今日は絵を描く人工知能について書いてみたいと思います!

奇妙な世界観 google開発のAI

こちらはgoogleの開発したAIの描いた絵だそうです。
とても不思議な世界観ですね。

風景の中の幽かな表情を拾って強調し、動物や人の顔に見立てるというのが、彼(彼女)のスタイルなようです。

この画面全体がざわついた感じの絵を見て、MOMAで見たボッチョーニの作品を思い出しました。

ボッチョーニは20世紀初頭のイタリアで起こった「未来派」の画家です。

未来派は急速に機械化する当時の社会のエネルギーやスピード感を称える思想で(AIと未来派の感性は似ている?)、ボッチョーニの他にジャコモ・バッラ等の画家がいます。

↑高速で足を動かすこの犬の絵は「レレレのおじさん」の元ネタらしいです。

 

どっちが本物!? 凄腕AI The next Rembrandt

2点の作品は似た画風ですが、なんと上の作品はレンブラントの技法を学習したAIの「新作」なんです。

これは2016年にマイクロソフトとオランダの企業の合同プロジェクトで、レンブラントの全作品をインプットしパターンを学習して描かれた作品なんだそうです。
私はこのニュースを見た時、衝撃をうけました。古典絵画が持つ趣までも再現されているじゃないかと!

 

そっくりの名画といえば、20世紀にはフェルメールの贋作を数多く作り、美術館をもだました凄腕の贋作画家、メ―ヘレンという男がいました。

「アトリエで仕事をするフェルメールを10分でも観察できるなら、この右腕を切り落としてもいい」とダリに言わしめるほど、フェルメールの技法は分らない部分が多いのですが、にも拘わらず美術館を騙すほどのクオリティーの贋作を作ったメ―ヘレンの技術は優れていたんですね。

ひょっとしたら、これからThe next Rembrandt のようなメ―ヘレンも真っ青な人工知能がどんどん生まれてくるかもしれませんね。

まとめ

 

今回は2種類の人工知能について書いてみましたが、どちらも少し怖いですね(笑)
(前者は見たままの意味で、後者は画家の仕事がまた減るかもって意味で)

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