こんにちは!コーヒーより紅茶派の井上です。
「気楽に、でもちょっといいもので絵を描いてみたい・・・」と思ったことはありませんか?
そんな願いを叶えるべく、数ある画材の中でも手軽に本格的な画材を使って楽しめるのが透明水彩画です。
絵の具の他にパレットと筆、紙と水があれば描けるので新しく何かを始めてみたい、絵を軽く描いてみたい方にはぴったりだと思います。
最低限必要なものは上記の5点なのですが、そこにいくつか道具を増やしてあげるだけで絵の具が使いやすくなったり、絵の仕上がりに影響が出るものです。
そこで今回は「透明水彩画であると便利なアイテム5選」をご紹介していきます!
今回紹介するものの殆どが家の中や100均で揃うものなのでぜひ参考にしてみてくださいね。
①海綿
・・・・しょっぱなから上の文章裏切ってますがこれだけですから!(汗)
これだけは画材店で買うことになります。
海で採れる無脊椎動物の一種で水生生物です。要するに天然のスポンジですね。
肌にも優しいのでこれで身体を洗ったりする方も多いですが、画材としても活躍するんですよ!
具体的な使い方としては
・失敗した部分を拭き取って修正する
・紙の上にのせた絵の具を拭き取って紙の白さを出す(白抜き)
・筆ではできない微妙なグラデーションの調子を整える
などなど・・・できます。
特に、水彩画用の紙を使っていれば上記の効果は絶大で、私が最初に海綿を使ったときはこの機能に感動しました。(笑)
水彩は油絵具やアクリルと違って上から塗りつぶして消したり、削ったりして修正することが出来ないので、万が一失敗してしまっても海綿があれば安心です。
きめの細かさから三種類のものが売られています。細かさ順で上から
・細目
・中目
・荒目
となります。
しかし、こすりすぎると紙を痛めてしまい、破ける、毛羽立つなど起きてしまいますからやりすぎには注意です。
余談ですが・・イギリスの某キャラクター、スポンジ〇ブが何故海に住んでいるのか、恥ずかしながら海綿の事を知って「なるほど!」となりました・・(初見でチーズだと思ってた)
②スポンジ
うって変わって同じ”スポンジ”でもこちらは工業製品ですね。石油などから作られた合成繊維のスポンジで、普段お皿やお風呂を洗ってるものです。
100均でお得パックみたいなもので十分ですよ。
具体的な使い方としては
・筆と違った質感、量の絵の具を画面にのせる
・筆を洗う水入れに沈ませて、筆に残った絵の具を落とす
などなど・・・。
筆の根元に残った絵の具をきちんと落とすことは、絵の完成の良し悪しにも関わってくることなのでこの方法でぜひ使ってみてほしいですね。水入れによっては付属しているものもありますよ。
③雑巾・ぼろ布(ウエス)
買うのも一つですが、着なくなったシャツやTシャツ(プリント部分を避けて、できれば綿などならなお良し)などがおすすめです。新品の雑巾や旅館でもらう細長いタオルなどは、1回洗濯して糊を取った状態にしておくのがベストです。
具体的な使い方としては
・筆の水分を拭き取って調節する
・画面の水分を拭き取って調節する
などなど・・・。
机や身の回りを汚さないためにも、多めにあるといいでしょう。
④スポイト
2本1セットで100均にてゲットできます。
小さいもので十分ですよ。
具体的な使い方としては
・絵の具と混ぜる水分の調節
・・・まあ普通に使えばいいってことです(笑)
描いている途中で水分が足りなくなった、作った色がなくなったときに水入れから筆に含ませた水を足していくより圧倒的に効率が良いです。
色を作っている途中で水を足していく時にも有効です。
⑤綿棒
入手先は100均、もしくはドラッグストアがいいかもしれません。
具体的な使い方としては
・紙の上にのせた絵の具を拭き取って紙の白さを出す(白抜き)
これだけなんですが、細かい部分にはこれが重宝するんですよ~!
上記で紹介した”海綿のもっと細かい使い方ができるもの”という感じです。
とはいえ海綿のような柔らかはそこまでないので、紙を痛めるリスクが海綿より高いです。こちらを使うときには小規模のちょっとした部分だけに使うことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
今回は透明水彩画であると便利なアイテムをご紹介しました!
便利なうえに、低コストで揃うものばかりなので自信を持っておすすめします(笑)
ここで挙げたものは透明水彩だけでなく、他技法の絵でも活躍してくれるので持っておくと応用がききますよ!
アイテムを増やして絵を楽しんでみてくださいね!
コメントを残す