こんにちは。最近、キンカローというマイナーな種類の猫を知った井上です。
今年ももう半分が終わって7月になりましたね。だんだんと本格的に暑くなってきている気配が…( ´△`)
7月と言えば早速やって来る、日本の夏の風物詩「七夕」がもうすぐです!
私の住んでいる神奈川県では全国でも有数の七夕祭りである、湘南ひらつか七夕祭りがあります。(昔は一週間開催されていて凄かったんですが今日では3日間とちょっと切ない…)
平塚のメインストリートを埋め尽くす七夕飾りが華やかで見事なんですよ~!
さて、そんなわけで今回は七夕にちなんだ絵画作品をご紹介していきたいと思います!
芳年 『月百姿 銀河月』-天の川・七夕-
まずはじめに紹介するのは芳年の作品です。今回紹介する作品の中で唯一の彦星と織姫を描いた作品です。
七夕伝説には諸説ありますが、正式には牽牛星と織女(けんぎゅうせい と しょくじょ)。
空の上で別れ別れになっている様子とその間に月が見えます。
三代豊国 『当世葉唄合』-七夕の図-
左上に歌らしきものが絵と一緒に乗っていますね。
女性が短冊を竹に括り付けています。それだけなんですが、和装女性の所作は絵になりますね~。
歌川国貞①「七夕の節句」『豊歳五節句遊』
国貞は今回3作品と出張ってます。
こちらの作品は五月の節句と七夕を一緒に描いたということみたいですね。
この二人の関係は親子・・・?昔のこのくらいの子供の絵(男の子)は金太郎スタイルだなぁとツッコミたくなります。
歌川国貞 ②『新吉原京町壱町目角海老屋内 大勢』-七夕・猫の図-
さすが猫好き!七夕と猫のコラボレーション!…花魁がメインかと思いきや、猫の図とのことなので猫メイン?なのでしょうか。
歌川国貞③「あつまけんしみたて五節句」『時世源氏十二ケ月外源氏絵』
こちらはなかなかにボリュームのある作品です。
真ん中の飾りが七夕飾りですね。金魚鉢や手動扇風機など、まさに夏を感じさせるアイテムがちりばめられています。
女性の着物は華やかな柄、男性の着物はシンプルかつ渋いデザインなのも見逃せません。
竹下夢二 ①『七夕』
特徴的な女性のデフォルメは大正ロマンの巨匠竹下夢二の作品です。
短冊にどんな願いを綴ろうか…物思いに耽る横顔にグッときます。
竹下夢二②『星まつり』
アールデコ調の直線のデザインが効いたこちらも一目で夢二だとわかる作品ですね。
和装女性の後姿、美しい・・!
林司馬 『七夕』
子ども達が七夕飾りに願いごとを書いた短冊を飾る様子を描いた作品です。
こんなふうに小さな頃は行事として楽しんだ記憶が懐かしい…日本画の優しい感じといいますか、そんな雰囲気が伝わってきます。
番外編…S市杜王町=仙台市!
七夕の有名な土地と言ったら真っ先に挙がるのは仙台市ではないでしょうか。
その仙台市は人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の舞台で、(作中ではS市となっていて作者の出身地)昨年には同作がアニメ放送していたので七夕イベントをコラボ開催していました!
こういった繋がりから楽しむ七夕もあるようですね^^
まとめ
いかがでしたか?
今回は七夕にちなんだ絵画作品をご紹介してみました。
今年はそうめん食べるだけで終わらないように、なにか短冊にお願いごとを書きたいもんです。。
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