こんにちは。まだまだTKG(たまごかけごはん)ブーム中の井上です。
春休み期間中は展覧会のついでにちょこっと観光も・・ということで広島県福山市にある天心山神勝寺にも行ってきました。
この神勝寺は昨年の9月に”禅と庭のミュージアム”としてオープンした禅寺で、現代美術作家の名和晃平さんによるアートパビリオン「洸庭(こうてい)」がお寺の敷地内にあるんです!
今回はそのアートパビリオン「洸庭(こうてい)」をメインに神勝寺についてご紹介していきたいと思います。
とにかく山の中・・・
福山駅から近くまでバス→無料の送迎車 で現地に向かったのですがそこそこ時間がかかったのでどんな場所にあるのかと思えば、本当に山の中にありました。。
訪れていた人が少なかったこともあってか、境内は静かでほぼ貸し切り状態!後ろの人に気を使ってお堂を回る必要がない解放感でゆっくり楽しめました。
写真撮影はできませんでしたが白隠の禅画も展示がありましたね。
禅寺の庭園の中にある「巨大なフィナンシェ」
境内に入ってすぐ左手、あきらかにお寺には似つかわしくない形をした建物が・・・見てすぐに思ったのは
「巨大なフィナンシェ・・」
お腹が空いていなくてもこれは見える。絶対。(最後に寄ったグッズコーナーでピエール・エルメ・パリのフィナンシェが並んでいたので本気の遊び心を感じました)
建物に近寄るべく、石がごろごろと敷き詰められた中を散策しながら植物?か何かの繊維?でできたこのもの〇け姫に出てくる祟り神のようなオブジェがちょっと不気味にお出迎えしてくれます。
フィナンシェ(建物)は近目で見ると木材が幾重にも組まれて出来ているのが分かり、微妙なカーブにも納得です。
五感が研ぎ澄まされる体験
さて、肝心の「洸庭」(フィナンシェ)の中に入っていざインスタレーション体験!
まず、入り口で足元の安全のためにペンライトを渡されます。
入ると足元が少しわかるくらいの光しかない状態で中に案内され、結構狭かったので10人入れるかどうかくらいの空間でした。
座って準備が完了すると真っ暗になりインスタレーションが始まります。ここからは光と音と水が作り出す世界にひたすら浸る。。。暗闇で遠近感覚が奪われるため、終わった後でインスタレーションのためにかなりの空間が使われて表現されていることに気付きました。
また、暗闇の中で一生懸命になにかを感じ取ろうとするので、凄く五感が研ぎ澄まされる体験ができます。
個人的に一つ挙げるなら、目を閉じて何も考えずにしていると見えてくる何かに見える光景を見たような感覚がありましたね。いわゆる禅のような感覚というか・・・抽象的過ぎますが(汗)
まとめ
いかがでしたか?
今回は「洸庭」をメインに天心山神勝寺について触れてみました。
名和さん作品が好きな方には是非行ってほしいですね!
一味違ったアートを楽しみたい方や、ゆっくりしたい方にオススメのスポットですよ!
福山へ訪れた際にいかがでしょうか(^^)
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