こんにちは。ついに新学期を迎えています井上です。
最近はなんだか急に涼しくなって、過ごしやすくなってきましたよね。
このまま暑さが戻って来なければいいなあと思っています。。
さて、前回までデッサン用具について解説していましたが、ふと「木炭についてはまだあまり書いたことないなあ」と頭によぎったので、今回は木炭にスポットを当てて記事を書いていきたいと思います。
美術で使う木炭ってなに??という方は是非読んでみてくださいね^ ^。
そもそも木炭とは?
ずばり、書いて読んだ字のごとく、木の炭です。(笑)
木材を加熱して炭化させたものですね。
材料となる木材の種類が変われば用途も、また美術用のものなら色や質感が変わってきます。
木炭には燃料資材となるものや、脱臭に優れたものもありますが、ここでは美術用のものについて触れていきます。
木炭って何に使うの?
ごく一般的にはデッサンをするときに使います。
『デッサン』についての定義は人によって様々ありますが、、主には簡単に言うと絵を描くためのトレーニングですね。
なので木炭を使うシーンは、
・絵を描くための基礎的な力を養うための訓練
・下絵の構想時
などが挙げられます。
とはいえ、本画(作品)で木炭を使っている方もいるようです。
しかし、作品を保存する観点から考えると経年劣化への耐久性には乏しい画材なので、やはり上記のような用途が向いていると言えますね。
木炭はどんな画材なの?
木炭は独特の質感があるので、最初は扱いに多少慣れが必要になってきます。
絵のための基礎的な力を養うにあたっては、特に対象物(モチーフ)の全体感や立体感、量感を捉えやすい画材です。
また、紙の広い面を簡単に塗ることができると同時に、色(白→グレー→黒)の幅を作りやすい画材なのでこれらを操れるようにするための練習もしやすいですね。
木炭は長い絵画の歴史の中、古くから世界各国で使用されてきたもので、名だたる巨匠達も数々の木炭で描いた習作を残しています。
絵を志す者であれば、一度くらいは触っておきたい画材と言っても過言ではないでしょう….!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、改めて木炭についての基本的な情報をお送りしてみました!
私自身、最近は浪人時代に比べて使う機会がかなり減ってしまった木炭ですが、個人的にはすごく好きな画材ですね。
まだまだ別の記事でも木炭についてはお届けできたらと思っています!
ではでは、今回はこの辺りで^ ^
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